飛騨古川のきつね火まつりに行ってまいりました。
日が沈み、いよいよ照明の光をたよりにしての撮影になりました。この日は夜も撮ってみようと思っていたので、56mm f1.2にレンズを付けえました。
撮影をお願いしたら快く引き受けてくださいました。顔を見せないやつと見せるやつをそれぞれ1枚ずつ撮ってくれと、ポーズの逆指定をいただきました。
1組目の写真もそうなのですが、下の写真も右の方の右の肩あたりに光芒が出ています。屋台の煙と巻き髪をくぐり抜けた逆光で筋が出来たのだと思いましたが、下の写真を見るとレンズの逆光耐性のせいなのかなと思えてきました。
とはいえ、くっきりすっきりで隙のない画には食傷気味だ、といってスニーカーのひもをかたく結び玄関のドアをあけて出てきた僕には願ったり叶ったりの写真です。
そんなわけで本日はT2にXF35mm f1.4という逆光に弱い(当社比)レンズで撮影に挑みました。
とにかくレンズの逆光耐性の悪さを引き出して画面を汚そうと、ほぼ全ての写真は絞り開放で撮っています。
いったん広場からはなれてストリートにでました。
昼間のうちにロケハンしておいた暖簾の前で巫女さんふたりをキャッチしました。
秋っぽいコーデのおふたりに声をかけて撮らせてもらいました。
広場に戻り、去年も撮らせていただいた巫女さんを発見。前日に写真を見直していたのですぐにわかりました。
そしてもうひとり、ALTをやっていると言っていた女性にも会うことができました。声をかけて事情を話すと「よくわかりましたねぇ」って流暢な日本語で言われました。
ステージを背にベンチに腰掛けて自撮りをキメていたおふたりに撮影のお願いをしました。
先ほども書いたように、すっきりくっきり隙のない画はゴメンだ、の観点からすると、祭り現場のミックス光も面白く感じられるようになってきました。
下のおふたりにも同じように自撮りを終えてベンチから立ち上がったところを見計らって声をかけました。
ブログに上げたいと言ってから5テイクくらい撮り直したうちのテイク3。背景にゾンゼロの坊ちゃんみたいな人が写っているのがじゃまなようなおもしろいような、で結局印象に残る。
そしていよいよ夜になり、メインイベントである狐の嫁入り行列が始まりました。しかし、あまりにもの人混みに意気消沈して主人公が来る前にやめました。
イベント色が強いこのお祭りでは、去年会った人にはあまり会えないだろうと思ってプリントを用意しませんでした。でも会えたなぁ。持ってこればよかったかなぁ。
さて、今度は鶴来のほうらい祭りです。僕のお祭りルーティーンもいよいよ3周目に入ります。何か新しいことをやりたいような気がしますがアイデアもないし、とりあえずはいつもの調子でいこうと思います。
それではまた。